ミネラルの多い「硬水」は、赤ちゃんや妊婦さんの身体に負担がかかるので、もっとも避けなければいけません。
一般的に赤ちゃんに適した「水の硬度は60以下」と言われており、これを1つの基準としてミネラルの摂取量に注意しましょう。
元々、粉ミルクには赤ちゃんに適したミネラルがきちんと含まれているため、ミネラル豊富な「硬水」を使ってしまうと成分のバランスが崩れてしまいます。赤ちゃんには、できるだけミネラルなどの成分の含まれていない、清潔で純粋なミルクが好ましいです。また、バナジウム含有も、赤ちゃんの肝機能の低下を招いてしまう恐れがあるため避ける必要があります。
赤ちゃんには硬度の低いRO水が最適です。
RO水とは、不純物やミネラルをろ過した水のことです。作業工程は、RO膜フィルターで不純物とミネラルを取り除き、一旦「純水」にしてからミネラルを添加して硬度を調整します。
多くのメーカーで販売しているRO水は硬度が低いものが多く、大人が飲むと物足りない味に感じますが、デリケートな赤ちゃんには、ミネラルや不純物が含まれていない「軟水」が最適なのです。
妊婦さんも身体への負担の少ない「軟水」がおすすめですが、短期間であれば「硬水」を利用しても構いません。
本当は腎臓への負担を考えると「軟水」が向いていますが、ミネラル不足や便秘の際には「硬水」が向いていますので、その日の体調を考えて使いわけるのがいいでしょう。
≪ 妊婦さんの軟水と硬水の使い分け ≫
◆軟水=つわりなどで身体が敏感になっているとき
◆硬水=便秘やミネラル不足のとき
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